■今回取り上げる話
今回取り上げるのは、ウルトラセブン 「零下140度の対決」である。
この回は、単なる宇宙人との戦いではない。
ここで描かれているのは、
「環境そのものを武器として利用する戦略」
である。
戦争では、必ずしも正面決戦だけが行われるわけではない。
時には、
時には、
・寒冷地
・飢餓
・補給不足
・疲労
・飢餓
・補給不足
・疲労
などによって、相手を消耗させる戦略が用いられる場合がある。
『零下140度の対決』からは、そうした問題を見ることができる。
■今回のテーマ
戦争とは、単に敵を直接攻撃することだけではない。
時には、
相手が活動できない環境を作り出すことによって、戦力を奪う戦略も存在する。
相手が活動できない環境を作り出すことによって、戦力を奪う戦略も存在する。
特に歴史上の戦争では、
・極寒
・砂漠
・飢餓
・補給不足
・砂漠
・飢餓
・補給不足
などが、軍隊へ大きな打撃を与えてきた。
つまり、自然環境そのものが、巨大な武器となる場合があるのである。
そして、こうした問題はウルトラシリーズにも描かれている。
■ストーリー
■ストーリー
地球防衛軍基地周辺は、突如として異常寒波に襲われる。
基地内の気温は急速に低下し、
設備や機能にも深刻な影響が発生していく。
設備や機能にも深刻な影響が発生していく。
その背後には、
地球を氷河時代へ導こうとするポール星人の存在があった。
地球を氷河時代へ導こうとするポール星人の存在があった。
ポール星人は、
寒波怪獣ガンダーを利用し、
猛烈な寒波によって地球を凍結させようとしていたのである。
寒波怪獣ガンダーを利用し、
猛烈な寒波によって地球を凍結させようとしていたのである。
さらに、ウルトラセブンも寒さによって弱体化していく。
やがて地球防衛軍とセブンは反撃を開始し、
激しい戦いの末、
ポール星人の作戦は阻止されるのであった。
激しい戦いの末、
ポール星人の作戦は阻止されるのであった。
■現実世界の話
このような問題は、現実世界の戦争でも見ることができる。
たとえばナポレオンのロシア遠征では、フランス軍は極寒と補給不足によって深刻な被害を受けた。
また第二次世界大戦の独ソ戦でも、冬季環境によって兵士や兵器が大きく消耗した。
つまり戦争では、敵軍との直接戦闘だけではなく、
「自然環境そのもの」
が大きな武器となる場合もあるのである。
■この話の意味
『零下140度の対決』は、
ウルトラセブンが寒さに苦戦する、
“彼の弱点を突いたエピソード”
として知られている。
“彼の弱点を突いたエピソード”
として知られている。
しかし、よく見るとこの回からは、
「極限環境によって相手を消耗させる戦略」
を見ることができる。
この回で重要なのは、
ポール星人が、
まず地球防衛軍基地を凍結させようとした点にある。
ポール星人が、
まず地球防衛軍基地を凍結させようとした点にある。
つまり描かれているのは、
単なる怪獣攻撃ではない。
単なる怪獣攻撃ではない。
それは、
「環境そのものを武器として利用する戦略」
なのである。