この記事は、前日に公開した記事を、子どもでも読める形で書き直したものです。
ウルトラセブン の物語を手がかりに、
「戦争は誰が決めるのか」
「同じ危機でも、なぜ判断が分かれるのか」
ということを、いっしょに考えてみましょう。
■今回取り上げる話
今回取り上げるのは、ウルトラセブン の「姿なき挑戦者」です。
戦争や争いは、自然に起こるわけではありません。
最後には、必ず誰かが、
「戦う」
「攻撃する」
という決断をしています。
つまり戦争とは、人間が選ぶ行動なのです。
このお話には、そうした問題を考えさせる部分があります。
■今回のテーマ
同じ危機に直面しても、人によって考え方は違います。
たとえば、
・すぐに攻撃するべきだと考える人
・できるだけ戦いを避けたいと考える人
がいます。
つまり、戦争をするかどうかは、
「国」
だけではなく、
「その場で決断する人」
によっても変わるのです。
そして、こうした違いは『ウルトラセブン』にも描かれています。
■ストーリー
クール星人は、多くの人々を人質に取り、地球へ降伏を要求しました。
これに対し、地球防衛軍の中では意見が分かれます。
マナベ参謀は、
「たとえ人質に犠牲が出ても、攻撃するべきだ」
と考えました。
一方、タケナカ参謀は、
「人質を見殺しにはできない」
として、慎重な対応を取ろうとします。
ここで重要なのは、二人が同じ組織にいたということです。
同じ情報を見て、同じ危機に直面していても、考え方は違っていたのです。
そこには、
・どこまで犠牲を認めるのか
・戦うことをどこまで正しいと考えるのか
という違いがありました。
■他にもある「考え方の違い」
こうした違いは、他の『ウルトラセブン』にも登場します。
たとえば、宇宙都市ペガッサ市との衝突危機では、マナベ参謀はすぐに爆破を決断しました。
一方、タケナカ参謀は、危険な兵器の開発を止めようとしたり、降伏という選択まで考えたりしています。
つまり『ウルトラセブン』では、
・強く戦おうとする人
・できるだけ戦いを避けようとする人
の両方が描かれているのです。
■現実世界の話
現実の世界でも、同じ国の中で意見が分かれることがあります。
たとえばイラク戦争では、
「危険だから先に攻撃するべきだ」
と考える人もいれば、
「戦争を始めるべきではない」
と考える人もいました。
つまり、戦争は国が自動的に始めるものではありません。
最後には、人間が決断しているのです。
■この話の意味
「姿なき挑戦者」は、もちろん、
「クール星人との戦い」
として楽しめる作品です。
しかしその一方で、
「戦争は誰が決めるのか」
「人によってなぜ判断が違うのか」
を考えさせる部分もあります。
同じ危機に直面していても、
・すぐ戦おうとする人
・できるだけ犠牲を減らそうとする人
がいました。
そこには、
「戦争は人間が選ぶ行動である」
ということが描かれているのです。
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