指導者の性格で、戦争は変わる
戦争は自然に起こるものではありません。
地震や台風のように、勝手に起きるものではないのです。
戦争は、人間が「やる」と決めて始まるものです。
ある研究者は、戦争を調べていくうちに、
「原因は政治やお金の問題だけではなく、人の心にあるのではないか」
と考えるようになりました。
また別の研究者も、こう言っています。
戦争は人間が始める。そして、そのとき大事なのは指導者の性格である。
つまり、同じ状況でも、
👉 誰が決めるかによって結果が変わる
ということです。
『ウルトラセブン』を見てみると、このことがよくわかります。
地球防衛軍の中には、考え方の違う指導者がいました。
マナベ参謀は、強く戦うことをためらわないタイプです。
人質がいても攻撃を選ぼうとし、危険なものはすぐに破壊しようとします。
仲間が中にいても、大きな被害を防ぐためなら行動に踏み切る人物です。
この人の考え方は、
👉「全体を守るためなら、ある程度の犠牲は仕方がない」
というものです。
それに対して、タケナカ参謀はまったく違います。
人質を見殺しにはできないと言い、危険な兵器の開発にも反対します。
仲間が捕まっているなら攻撃はできないと考え、場合によっては降伏も選択します。
この人の考え方は、
👉「できるだけ人の命を守ることが大切だ」
というものです。
ここで大事なのは、「どちらが正しいか」だけではありません。
もっと大切なのは、
👉 同じ組織の中でも、考え方は一つではない
ということです。
そして最終的にどちらの道を選ぶかは、
👉 そのとき決める人の性格によって変わる
のです。
ドラマでの具体的な場面を確認したい人は、次の話を見てみてください。
第1話「姿なき挑戦者」
第6話「ダーク・ゾーン」
第26話「超兵器R1号」
第32話「散歩する惑星」
第40話「セブン暗殺計画 後編」
第49話「史上最大の侵略 後編」
これは、現実の世界でも同じです。
たとえば、イラク戦争では、アメリカの中でも意見が分かれていました。
ジョージ・W・ブッシュたちは「危険は先に取り除くべきだ」として戦争を始めましたが、コリン・パウエルたちは慎重に考えるべきだとして、違う考えを持っていました。
また、ロシアのウクライナ侵攻でも同じです。
すべての人が同じ考えだったわけではありませんが、最終的にはウラジーミル・プーチンが戦争を決めました。
つまり、どの国でも、
👉 戦うという考えと
👉 それを止めようとする考え
の両方が存在しています。
そしてどちらが選ばれるかは、
👉 国の仕組みだけでは決まらない
👉 最後は人間が決める
ということです。
戦争は、国が勝手に起こすものではありません。
👉 誰かが「やる」と決めたときに起こるもの
なのです。
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