こんにちは!スタッフのSです。
最近、もっぱら怪獣×モチーフになった生き物についてブログを更新していますが、
バックボーンを知ると怪獣がもっと愛おしくなるな~と実感している私。
そこで今回は、ウルトラ怪獣の中でもダントツの知名度と人気を誇る

古代怪獣ゴモラについて語らせてください。

およそ1億5000万年前の恐竜の生き残り。
ジョンスン島でスヤスヤ眠っていただけなのに、
万博の見世物に!と人間に連れてこられて凶暴化。
「まるで鋼鉄だぜ」とアラシ隊員も驚きの強靭さで
ウルトラマンを追い詰めたその姿……

まさに怪獣殿下

その一番のチャームポイントといえば、頭部にガツンとそり立つ
あの大きな三日月型の美しい角ですよね。
あの角、戦国武将・黒田長政の「大水牛脇立兜」
がモチーフなことはファンの間では周知の事実だと思いますが…。
2つを照らし合わせることで、天才・成田亨さんが「モチーフにした」と
明言するほどに惹かれた理由と
「生き残るために極限まで強さを求めた者たち」の熱くて切ないシンクロが見えてきます。

■戦場で「敵を圧倒する」ためのカンペキな造形

黒田長政の兜は、”一の谷の険しい崖”をイメージしたと言われる、
大迫力の大きな大水牛の角があしらわれています。

なぜそんなに派手で巨大なのか?
それは、過酷な戦国時代、戦場で誰よりも目立ち、
一目で敵を恐怖させ、味方を鼓舞するため。
つまりあの兜は「戦うための究極の機能美」

そしてゴモラの角もまた、弱肉強食の大自然・ジョンスン島で
他の巨大怪獣たちとの縄張り争いを勝ち抜き、自らの強さを示すために
1億5000年もかけて進化させた「王者の証明」

全く違う時代、違う世界でありながら、
「極限まで強さを追い求めた結果、同じ美しい形にたどり着いた」のは、
必然のカッコよさにも思えます。

■終焉の舞台、「大阪城」の哀しいシンクロ

さらに歴史のドラマを感じるのが、最期の舞台です。
黒田長政の父・軍司黒田官兵衛は、かつて豊臣秀吉の側近として
あの壮大な「大坂城」の築城に深く関わっていました。

 一方で、黒田長政の兜を授かったゴモラが、
劇中で大暴れした末にたどり着き、最期の戦いの舞台となったのも……

まさにあの「大阪城」でした。

戦国時代の終わりとともに、数々の武将たちの夢が消えていった大阪城。
その同じ場所で、長い眠りから覚まされた古代の王者が、尻尾を切られ、
人間に住処を追われ、傷だらけになりながら天守閣を破壊する……。

あの夕陽に照らされたゴモラの姿は、まるで滅びゆく戦国武将の最後の意地を
見ているようで、どうしようもなく胸が締め付けられます。

■最後に残された、誇り高き「兜(つの)」

ゴモラは最後、科学特捜隊の攻撃やウルトラマンのスペシウム光線によって
大阪城の前で力尽きます。
歴代怪獣でも屈指の強さを誇る大怪獣が、静かに倒れるその瞬間まで
頭部のあの三日月型の角だけは、折れることなく美しく輝いたままでした。

それはまるで、戦いに敗れてもなお、決して汚されることのなかった
「武士の誇り」であり、1億5000年を生き抜いた
「怪獣殿下としてのプライド」そのものだったのでは…という気がします。

ということで、今回はゴモラが兜を大事そうに抱えているイラストを描いてみました。
ただ乱暴に街を壊す大怪獣ではなく、戦国武将のような気高き「闘争の美学」が宿った
ゴモラの姿に、かっこよさだけでなく、時代を超えたロマンと哀愁を感じてしまう…。
そんなゴモラの王者の風格、そして黒田長政の兜のDNAを受け継ぐ美しい角の造形を、
じっくりと堪能できるフィギュアやソフビのカタログページ、こちらにご用意しております。
ゴモラの歴史と戦国のロマンに思いを馳せながらぜひディテールをチェックしてみてくださいね。
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