こんにちは!スタッフのSです。
前回の「アントラー×ウスバカゲロウ」の妄想ブログ
皆さん楽しんでいただけましたか?

モスラ×カイコガの時もそうでしたが

「怪獣×モチーフになった生き物」って、調べだすとワクワクが止まらない…!

ということで今回は、映画『シン・ゴジラ』で日本中に強烈なトラウマと同時に
「キモ可愛い!」という謎の愛着を植え付けた
ゴジラ第2形態こと通称「蒲田くん」と、そのモチーフになった生き物
について調べてきました!

あのはいずり回る姿、大きな口に鋭くて小さい無数の牙、ギョロッとした目に
生々しいエラ……。 
その最大のモデルが、深海ザメの「ラブカ」というのは有名な話ですよね。

「あー、あのキモいサメね!」
「そういえば、歌い手のAdoも曲の題材にしてたよな」
「いや、何だよソレw」

などと、思うことは人それぞれでしょう。
でも実は、ラブカの生態を知ると

「だから蒲田くんはあんな姿で、あんなに苦しそうだったんだ…」

と、胸がギュッと締め付けられるかもしれません…。

■実は「生きた化石」!?何億年も姿を変えない孤高の存在


ラブカは、恐竜がいた時代(数億年前)からほとんど姿を変えずに現代まで生き抜いてきた「生きた化石」だそうです。
気が遠くなるような孤独な時間、光も届かない冷たい深海で、ただひっそりと生き延びてきた深海魚。 

『シン・ゴジラ』のゴジラ(蒲田くん)もまた、何億年も前の古生物が放射性廃棄物を浴びて、
歪な姿で現代に目覚めてしまった孤独な存在でしたよね。

誰もいない深海で、ただ耐えてきたラブカの姿が、どこかゴジラの
「生まれ持ってしまった孤独」と重なって見えませんか?

■不気味で大きなエラの正体と、エラ汁のワケ


蒲田くんといえば、まず特徴的なのが、首横の大きなエラ。
そして飛び出す、血のような謎の”エラ汁”

実はラブカのエラも、サメの中で最も原始的で、首をぐるっと一周するようなフリル状の特殊な形をしています。

それはなぜか?
理由は「酸素が極端に少ない深海」で効率よく呼吸するためだそう。

そんな深海専用のデリケートな呼吸器官を持ったまま、突然人間の住む地上の環境
(気圧も酸素濃度も全く違う世界)に引きずり出されてしまったら……。
エラから謎の液体がブシャブシャ出てたって仕方がない、、気がする…。

異世界の環境に必死に適応しようともがく、命の悲鳴だったのかもしれません。

■光のない世界を見るための、焦点の合わないガラス玉


蒲田くんの、瞬きをせずどこを見ているか分からない、あの大きな丸い目。 
ラブカの目も、全く光が届かない真っ暗な深海で、わずかな生き物の光を捉えるために進化した、大きいガラス玉のような目をしています。 
まぶたもなく、ただ世界を映すだけのその目は、人間に敵意があるわけでもなく
「ここはどこだ?」と戸惑いながら彷徨う姿にも見えてきます。

ただ「キモ可愛い」だけじゃなく、深海の過酷な環境で生き抜いてきたラブカの神秘性が宿っているからこそ
私たちは蒲田くんに”恐怖”と、どうしようもない”愛おしさ”を感じてしまうのかな…。

モチーフがラブカだと、どうしても、両者にとって特徴的な"鋭くて鋭利な無数の牙"
注目が行きがちですが…
今回は別の視点から、ラブカ×蒲田くんについて考察してみました。
いかがだったでしょうか? 

書いてる本人は、もう一回、シン・ゴジラが見たくてたまらない…!帰ったら観よっと。
↓今回のサムネイルはこちら↓

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